懐かしい未来を描く工場

ショウワノート高岡工場

富山県高岡市にあるショウワノートの本社工場の建て替え計画。ショウワノートの代表的な商品であるジャポニカ学習帳の発売がはじまって45年を記念して、工場とオフィスに加えて、工場見学や企業ミュージアム、ワークショップができるホールを併設する計画である。当時稼働中の工場敷地内での建て替え計画だったため、生産ラインを維持したまま、敷地に残された場所に新棟をつくる必要があった。また、生産ラインが入っていた切妻の工場棟は45年前に創業者がこの地で初めて建てた建物だったため、企業の精神の象徴として、既存の切妻屋根の形状を反復することで、施設全体でのこぎり屋根になるように整備した。生産ラインを残す必要があるという工事上の制約を逆手に取り、あえて残すことでショウワノートの企業の歴史も継承できるようにと考えた。新築でありながら、どこか懐かしい建築を目指した。

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th_WSホール
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施設名|ショウワノート高岡工場
所在地|富山県高岡市
用途|工場、オフィス
竣工|2018年
種別|新築、改修
構造|RC造
新築部面積|6311.90㎡
改修部面積|2139.73㎡
工期|2016.08-2017.12(1期工事)
2018.01-2018.04(2期工事)

意匠設計|nousaku architects、佐藤工業株式会社
構造設計|佐藤工業株式会社
施工|佐藤工業株式会社
展示計画|宝来社、nousaku architects
サイン|nousaku architects
壁画デザイン|アイアン・オー
写真撮影|長谷川健太、能作淳平
受賞|日本建築学会作品選集2023