駒沢のリノベーション
築57年のマンションを、リモートワークの共働き夫婦と子どものための住まいにする。
プロジェクトの出発点は「常に家族全員が家にいる」という暮らしと働き方のスタイルにあった。
仕事をするオフィス。
子育てをするための施設。
みんなで住まう家。

空間も機能も重なり合うこの住宅は家族の気配を感じつつ個人の集中領域もつくる、境界があいまいな住まい
壁で区切る部屋ではなく、スケルトンの1室空間に可動家具やニッチを配置する。






キッチンからのびる作業台は可動でテーブルにもなる。
仕事をしても家事をしてもよい。
玄関の脇の書庫は小さな作業スペースでもある。
ちょっとしたオンライン会議もできる。





照明器具は固定せず、作業したい場所で灯す。
いろんな場所で仕事ができる。
仕事をしながら家事もする。
生活と仕事が混ざり合う。

所在地|東京都世田谷区
用途|住宅
竣工|2024年9月
種別|改修
施工|NENGO/NENGO工務店
照明 | junpei nousaku architects
設計|junpei nousaku architects / 能作淳平 三ッ橋麗菜
写真撮影|AKIRA NAKAMURA、junpei nousaku architects